どうもマエダです。すっかり梅雨まっしぐらで天気予報も右往左往…さっきまで曇りだったのにいきなり雨が降ってきたりで洗濯物も大変ですよね(笑)
さて、今回からは新シリーズ【名著紹介シリーズ】を始めていきたいと思います。
このシリーズでは私が読んで「勝手」に「イイナ」と思った本を「勝手」にご紹介させて頂きます。
それではさっそくやっていきましょう
記念すべき第一回目は横山博之さんの「すごい自己紹介」という本です。
この本はこんな方に向いております。
・自己紹介が苦手な方
・自己紹介のやり方がわからない方
・お仕事柄初対面の人と会うことが多い方
この本の結論は自己紹介は事前に3つのポイントだけ抑えれば十分ということです。
その3つのポイントが
■人に聞いてもらえるようにすること
■自分の強みに気付くこと
■ゴールから逆算して自己紹介を作ること
この3つのポイントのを踏まえて自己紹介を作っていきます。
実際に恥ずかしながら私もこれまでは自己紹介が苦手でした…ですが本書に出会って自己紹介が効率的に出来るようになりました!!
目次
自己紹介すべき3つのポイント
自己紹介が苦手な方って案外多いのではないでしょうか?といいますのも学校では「因数分解」は勉強しますが「自己紹介」はなかなか勉強しません…社会に出で「因数分解」よりも圧倒的に「自己紹介」の方が使いますよね(笑)
自己紹介が苦手な方で一番多い悩みが「どのように自己紹介したらいいかわからない」という悩みです。事実私もこの本を読むまでは分かりませんでした。そこで、自己紹介のポイントを3つに絞って、もう「そこだけ紹介すればいい」というところを本書の中かからご紹介させて頂きます。
人に聞いてもらえるようにすること
まずはいくら自己紹介がうまかろうと人に聞いてもらえなければ意味がありません!
そこで、まず最初に相手に自分の「自己紹介」を聞いてもらえる土台を作っていく必要があります。
では、どのようにして土台を作っていけばいいのでしょうか?話を聞いてもらえる人の特徴をご紹介致します。
1:実績や知名度のある方
2:外見が優れている人
3:話を聞いてくれる人
以上の3点になります。この中で1と2に関してはいかがでしょう?昨日今日でどうにかなる問題ではないですよね(笑)
そこで3に注目してみてください‼これは明日にでも出来そうですね!
返報の法則というものがあり、人は自分にしてもらったことは相手にお返しをしたいという心理が働きます。
この心理が働き「自分の話を聞いてもらえる人の話は聞いてみようと」思ってくれます。なので自己紹介をうまくなりたいと思う人はまず相手の話を聞くことに注力してみましょう。
自分の強みに気付くこと
自己紹介が苦手な人=自分の強みが分からない人
何故かといいますと、自己紹介をするうえで自分の強みが分かっていないとどこから話していいのかわかりませんよね…
なのでまずは自分の強みを理解していきましょう。
人は誰でも2種類どちらか又はどちらもの才能を持っていると言われています。
それが【天の才能】と【地の才能】というものです。
【天の才能】
これまでの人生で寝食も忘れるほど楽しく積極的に取り組んだこと
【地の才能】
過去のつらい経験から学んだこと
人は誰でも唯一無二の人生を歩んでいます。
この2つの才能は自分でしか語れない価値のあるエピソードなのです。
そして本書では「自分の強みになり得る8つの事項」を紹介しています。
ゴールから逆算して自己紹介を作る
自己紹介をすることによってどういう状況になっていたいか?を考えることが大切です
最終的にゴール(自己紹介後)はどういう状況になっていたいか?に関しては
・相手に自分の話を聞いてもらいたい
・相手に自分のことを知ってもらいたい
・相手の情報を聞き出したい
と言ったところでしょうか?今あげたゴールの全てに共通していることは相手に何かしらの反応をしてもらいたいということです
本書では自己紹介で反応を得られる人は現在を語るのではなく未来を語る人と紹介されています。
といいますのも「自分と関わることによって相手は何を求めているか」というところが重要になります。
相手は潜在的に自己紹介者が自分に与える影響にしか興味がありません。つまり、相手は自己紹介された人によって自分の将来がどう変わるか?しか興味がありません。
なので自己紹介者は「現在」を語るのではなく「将来」や「自己紹介者が相手に与える影響力」を語る必要があります。
相手に与える影響力を伝えるための5つのフレームワークをご紹介させて頂きます。
1:ベネフィット型
○○です。AをBにする仕事をしています。
2:ビジョン型
○○です。私のビジョンは○○をすることです。
3:パフォーマンス型
○○です。私は○○をしてきました。(実績)
4:インフォメーション型
○○出身の○○です。(趣味や出身地など)
5:ウィークネス型
○○です。○○が苦手です。(明るく話す)
最適な自己紹介のために
ここまでは自己紹介の前に準備することを学んできました。
ここからは最適な自己紹介のポイントを本書から抜粋していきます。
自己紹介の最適な長さ
最適な自己紹介の長さは「5秒」「18秒」「1分」この3種類の自己紹介をあらかじめ用意していれば大抵の場面に対応できます。それぞれの長さに合わせて内容を感が定期ましょう。
5秒
5秒の自己紹介では「相手に与える影響力を伝える」ためにご紹介した5つのフレームワークを活用します。このフレームワークのどれか一つを使ってみましょう
18秒
18秒の自己紹介では以下の3つを順番通りに18秒以内に伝えていきましょう
1:自分が提供できる未来
2:提供してきた過去の実績
3:聞き手に取ってほしい行動
1分
1分の自己紹介は普段の生活では中々経験しませんが、いざというときのために用意しておきましょう。
過去、現在、未来を語ることに加えて夢や志を盛り込み、実現したときの周りの様子も語っていきましょう。
最も重要なこと
ここまで読んでいただければ「テクニック」としての自己紹介は出来たと思います。
ですが自己紹介において最も重要なことは実は話の中身ではありません‼
え?今まで学んだことは何だったのか…そう思ってしまうかもしれませんがご安心ください(笑)今まで学んできたことも凄く重要なポイントです!ですが、自己紹介において最も重要なことは話の内容ではなく見た目や雰囲気の印象なのです。
そして見た目や雰囲気は姿勢と笑顔で殆ど決まります。実はこの姿勢と笑顔が結構厄介で、一朝一夕では身につくものではなく普段の生活から気を付けておく必要があるのです。
私もこの本を読んだときにハッとしました。姿勢と笑顔…要チェックです!
まとめ
最後に本書のまとめになります。
自己紹介で事前に準備しておくこと
1:人に話を聞いてもらえるようにすること
人に話を聞いてもらうためには聞き上手になりましょう。
2:自分の強みに気付くこと
天の才能、地の才能や自分の強みになり得る8つの事項から考えましょう。
3:ゴールから逆算して自己紹介を作る
現在ではなくみらいを語り相手に与える影響を伝えましょう。
最適な自己紹介のために
最高の自己紹介のためには5秒、18秒、1分それぞれの自己紹介をあらかじめ用意しておきましょう。また自己紹介で一番大切なのは姿勢と笑顔です。普段の生活習慣から良い姿勢と笑顔を心がけましょう。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介させて頂いた「横山博之」さんの著書「すごい自己紹介」
すこしでも皆様の自己紹介が得意になって頂ければ幸いです。
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